1973年開業以来、今日までの長い間診察を続けてこられた事に、心より深く感謝しております。
最近、動物たちも家族の一員となっており、食事や生活環境の改善により寿命が延び、人と同じく高齢化が進んでくると、
慢性疾患や生活習慣病、痴呆などの病気も見られるようになります。
その他、アレルギー疾患や犬種特異的疾患など、開業当初には少なかった病気も数多くみられるようになりました。
病気の治療も多様になり、それぞれの動物にあった最善の方法を見い出すよう、日々努力を重ねております。
今後も、全スタッフ一丸となってより良い医療を提供していけるように努めてまいります。
日野市は人口18万人程で都心から西に35km、地図上東京都のほぼ中心に位置し、東京のベットタウンとして発展してきました。
市内には多摩川と浅川の二つの清流が流れており、川の各所で「市の鳥」である
カワセミを観察することが出来ます。
市の南側には多摩丘陵が広がり、そこには昔そのままの森林が手つかずのまま残されています。緑豊かな自然に囲まれ、人はもちろん動物たちも大変住みやすい環境の中に私共の病院があります。
病院前には広い駐車場があり、路上からはオレンジを基調とした待合室と、
オープンスペースのサンルームが目印として見られます。
天気の良い日には、室外に用意されたガーデンチェアーで、外の清々しい空気を吸いながら診察時間を待つ事が出来るようになっています。
待合室は、動物たちと飼主さんがゆっくりとくつろぐ事が出来るように、広いスペースを設けております。
診察室は3部屋あり、静かな中で落ち着いて診察できるように、全て個室となっております。
診療については、物言わぬ動物たちの代弁をなさる飼主さんのお話を聞き、また動物を触診・視診し、診断に繋げながら進めていくように心がけています。
その結果、動物たちにとって一番良い方法を選択し、飼主さんとコミュニケーションをとりながら、診療方針を提示していきます。
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イラスト:茂木青空